1よくあるご相談

  • 「取引先に部品を売ったが、期限を過ぎても代金を払ってもらえない」
  • 「仕入先の会社が、突然今後の取引を中止すると言ってきた。仕入れ先がないと業務ができない」
  • 「ある会社と新しく取引をしようとしている。『取引基本契約書』が送られてきたが、本当にこの内容で契約していいのかよくわからない」

事業活動を行う場合、自分たちの意思決定だけで活動が完結することはまれであり、通常は他の事業者や消費者と取引(契約)をしていくことになります。
取引を進めていく中で、例えば売買の取引であれば代金を払ってくれない、購入した物が契約の内容と合っていない等といったトラブルが起きる場合があります。また、よくあるご相談の例のように、突然取引が止まってしまうということも生じます。このように、継続的に取引行為をしている限り、取引をめぐるトラブルは少なからず発生します。
事業取引においては、こうしたトラブルが起きることをできるだけ防ぐため、「契約書」をあらかじめ作成して取引を行うことが必要です。
しかし、「長年取引しているから」等といった理由で契約書を作成していない場合や、契約書を作成していたとしてもその内容が必ずしも適切でない場合もあります。このような、普段から取引しているから大丈夫、と思っている取引先ほど、いざトラブルが起きた際には問題が大きくなりがちです。

事業活動では、1つのトラブルが事業全体に大きな影響を与えることも少なくありません。トラブルが大きくなる前の「芽」の段階でスピーディーに対応すること、さらにはトラブルが起きないようにリスク・コントロールをしていくことが、円滑に事業を進めるうえで極めて重要です。

事業を進める中で少しでも「?」と思うことが起きましたら、ぜひお早めにご相談ください。

2事業取引トラブルの事例と特徴

(1)トラブル対応
ア)事業活動を行う上でトラブルは避けて通れません。取引先が期限までに代金を払ってくれないといったご相談はもちろん、契約の条件を巡って認識にずれがあり、どちらがその負担をするのか等でトラブルになることは多くあります。
イ)事業活動では、一つのトラブルが大きな影響を与えることもあるため、万が一トラブルが起きた場合には、迅速かつ適切に問題を解決する必要があります。
ウ)当事務所では、事業取引トラブルについても、スピーディーにかつ的確な解決案を提示いたします。

(2)契約書のチェックなど(予防法務)
ア)前述のように、事業活動では、いちどトラブルが起きると、事業全体がス
トップしてしまう等大きな問題になることが少なからずあります。また、「トラブルの対応」に追われ、本来すべき事業活動に注力できないということも起こり得ます。
そこで、円滑に事業を進めるうえでは、「トラブルの対応」だけではなく「トラブルが起きないようにする」という視点も重要になります。


イ)トラブルなく取引をするためには、契約に際してどういう条件を付けるのか、取引先から提示された条件がどのような影響を与えうるか、といった観点から、取引のリスクをコントロールしていく必要があります(時には、リスクを理解したうえで取る、という必要もでてくるかもしれません)。
そのためには、「契約書」を作成する段階で、よく内容を吟味し条件が自分たちに適合しているかをチェックする必要があります。
しかし、実際には「ひな型」をそのまま使った契約書が使われていたり、そもそも契約書を作成しない場合もあります。その結果、想定していなかった条件を課せられたり、条件を巡って解釈にずれが生じトラブルになることが見受けられます。

ウ)当事務所では、取引を行うにあたって必要な契約書について、ニーズをお聞きしながら、取れるリスク・取るべきでないリスクを吟味し、ご依頼者様にとって最適な契約書の内容をアドバイスいたします。
また、新規に契約書を作成される際のご相談もお受けいたします。

ぜひ、「トラブルが起きない」ように弁護士へご相談することをご検討ください。

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